貿易事務を職業にするのなら英語力は必須

貿易事務にはやはり英語力が不可欠

貿易事務は海外を相手にやりがいのある仕事ができる職業です。存在を知って興味を持つ女性も多いでしょう。しかし、貿易事務はその仕事内容のため、やはりある程度の英語力は必要となります。一言に英語力といってもなかなかイメージがしにくいかもしれません。それは、書く、読む能力と話す、聞き取る能力とはそれぞれ別のものだからでしょう。そして、貿易事務の仕事をこなすためにはこれら全ての英語力が必要となります。
まず、書類やメールでのやり取りでは書く、読むといった力が必要となります。とはいえ、これらは貿易の場で使われる英語について学んでおけばそれほど困ることはないでしょう。難しいのは、英語での会話が必要となる場面です。電話連絡や交渉も貿易事務の仕事ですから、ある程度の英会話をこなさなければなりません。貿易事務として働く会社によってもどちらの方が重要になるかは変わってきますが、いずれにしても総合的な英語力が要求されるのは確かです。
貿易事務の仕事に興味があるのでしたら、以上のことを踏まえて改めて英語の勉強をしてみるのが良いでしょう。英会話スクールも実践的な学校を選びましょう。

一般事務をこなすための能力も必要

貿易事務の仕事をこなす際には、英語力だけではなく、一般の事務職で必要とされる能力も求められます。例えば、書類の作成、チェックにおける正確さ、速さが挙げられます。異業種からの転職であれば貿易のことについての知識を深めなければなりませんから、記憶力や理解力も必要でしょう。そして打ち合わせなどの調整をスムーズに行えるスケジューリング能力も欠かせません。信頼される貿易事務を目指す女性は様々な能力を身につけなければならないのです。

未経験者にもチャンスがある

貿易事務は、仕事の性質上、即戦力を求められる傾向が強いようです。経験のない女性が貿易事務の職業に就くためには、営業事務の経験に加えて英語力に優れていることが求められます。ですから、まずはハードルの低い一般の事務職で経験を積み、それから貿易事務を目指すのが良いでしょう。もちろん、その間に英語力を磨くことにも力を注がなければなりません。また、貿易事務を募集している会社も様々ですから、自分がどのような企業で働きたいかよく考えておくべきでしょう。