美容師を職業とするためには国家試験の合格が必須

美容師になるには

女性的な感性が活かせる美容師という職業に就くためには、美容学校の卒業や国家試験で合格することなどが必要となります。美容師国家試験に合格し、厚生労働大臣が発行する美容師免許を取得しなければ美容師として働くことはできません。美容師という職業で働くためには国家試験は避けて通れないということです。これらの条件を満たして初めて「美容師」と名乗ることができます。美容師の国家試験を受けるためには、美容学校を卒業していることが条件となりますから、まずは学校選びから始まります。以下に美容学校についてより詳しく説明していきます。

美容学校とは

上でも触れたとおり、美容師になるためには、美容学校を卒業して国家試験に合格しなければなりません。そのために美容学校とはどういう学校であるかについて学んでいきましょう。美容学校とは、厚生労働省が規定した条件を満たし、厚生労働大臣の認可を受けた学校のことを指します。これらの認可を受けた学校であれば、必ず「厚生労働大臣指定校」と記載されているはずですから確認するようにしてください。なぜ確認する必要があるかというとヘアメイクスクール、ビューティカレッジといった校名を用いていながら、厚生労働大臣の認可を受けていない学校もあるからです。当然認可を受けていない学校を卒業しても美容師国家試験の受験資格は得られません。
そして、認可を受けている美容学校を見つけた後はどの課程で受けるかも考えなければなりません。大きく3つの課程があり、昼間勉強する昼間課程、夕方から勉強する夜間課程、通信とスクーリングで勉強する通信課程があります。きちんと認可を受けている学校であれば、この中のどれを受けても国家試験の受験資格を得られます。自分のライフスタイルを考慮した課程を選択できるとスムーズに勉強ができます。東京近郊にお住まいならば東京美容専門学校がおすすめです。

美容学校の3つの課程について

美容学校には、昼間課程、夜間課程、通信課程の3つの課程があり、この中のいずれかを選ぶ必要があります。順番にそれぞれの概要を説明していきます。まず昼間課程についてですが、こちらは通常の全日制学校と同じで昼間授業を行うという形となります。就学年数は2年間となります。次に夜間課程についてですが、こちらは都市部の学校でないと行っていない場合がありますから注意が必要です。授業時間は、夕方から始まり夜9時ごろ修了となります。就学年数についても法律上は2年以上となっていますが、2年間、2年半など学校によって様々ですから事前に確認しておきましょう。通信課程は、通信によるレポート提出と面接授業の2つを行います。面接授業は、美容室で従業している場合は300時間以上、そうでない場合は600時間以上となりますので既に美容室で働いている人には便利です。就学年数は3年となります。