看護師を目指す女性の就職までの過程

まずは看護系学校の卒業を目指そう

看護師を目指す女性は、まず看護系の学校に入学することを考えなくてはなりません。その際、どのような学校でも良いのではなく、文部科学省指定の学校、もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所で所定の専門科目を習得しなくてはならないので注意が必要です。別の記事でも触れていますが、看護師と言っても正看護師と准看護師とがあり、どちらを目指すかによってそのプロセスも変わってきます。給与や待遇が優遇されやすい正看護師の方が准看護師よりも難易度が高くなります。自分が正看護師、准看護師のどちらになりたいのか、先のことも考えて決めるようにしましょう。
また、看護師になるにも大きく2つのルートがあります。1つ目は普通科高校を卒業後、看護大学・短大、看護専門学校へ進学する方法、2つ目は中学校卒業後、5年一貫の看護高校に進学する、あるいは准看護師学校に進むという方法です。異業種で働いている社会人、専業主婦も同じように看護系の学校を卒業する必要があります。自分が確保できる時間、費用などを考慮し、もっともライフスタイルに合った方法で看護師を目指すのが賢明です。

看護師国家試験の合格が目標

看護師として働くためには、国家試験に合格することが必要となります。受験資格についてですが看護大学・短大、看護専門学校、5年一貫の看護高校を卒業すれば取得できるようになっています。試験は毎年2月に行われ、合格発表は3月に行われます。地方に住んでいる女性などでは受験場所の心配もあるかと思いますが、全国11箇所で実施されていますから、受けやすい試験場所を調べてみましょう。試験自体は、しっかりと勉強に取り組んでおけば合格できるレベルですが、何の準備もなく受けるのはおすすめできません。試験に備えて事前に予備校に通って対策を練るのが良いでしょう。看護予備校は全国にあります。
例えば関西地区であれば、アルファゼミナールがおすすめです。

「アルファゼミナール」のサイト アルファゼミナールは長岡天神に学校がありますので、大阪、京都、滋賀、兵庫からの通学が可能です。

通信ならば札幌の第一看護予備校がおすすめです。

「第一看護予備校」のサイト 第一看護予備校は所在は札幌市ですが、通信講座も充実していますので、全国どこにいても学ぶことが可能です。

よく考えて就職先を決めよう

就職について心配する女性も多いかもしれませんが、現在看護師という職業は慢性的な人手不足が続いていますから採用される確率はかなり高いです。しかし、就職する医療施設によって仕事内容や待遇が大きく変わってきますから、「自分はどのように働きたいのか」というビジョンをしっかりと考えて就職先を選ぶことが必要となります。看護師の働く場所は大学病院から小さなクリニック、介護施設まで様々です。それぞれの特徴も踏まえて慎重に検討することが、満足できる就職にするためのポイントとなります。